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久方ぶりの一人ツーリング

酒友が建物探訪の旅へ出てしまったので、こちらも久しぶりの一人ツーリングを、SRでもって楽しませてもらうことに。

随分早くに目が覚めた、出発の朝。でも夜明け前の窓の外はなんだかちょっとぱっとしない...

行こうかいくまいか。だらだらとネットの天気予報を眺めつつ、ちらりちらりと外の様子をうかがい、ちまちまと洗濯物をたたんだりなんかしているうちにどんどん時間は過ぎ、そのうち気になっていたベランダ掃除なんかしはじめちゃったりなんかして...

そんなことしているうちに空は予報どおりになんとなく明るくなってきたけれど、やっぱりちょっとパラパラで。

でも次の日は快晴の予報。ちょっと我慢して出かければ最高の景色が...なんて勢いをつけて、とりあえずテント他キャンプ道具をもち甲府(また...)目指してなんとか出発したのはおひるどき。夕刻にはあてにしていたキャンプ場にたどり着き、とりあえずタープをひろげ...たんだけどちょっと色々あってすぐに撤収。と、同時に日が暮れちゃって、新たなキャンプ地を探す気にもなれず、結局甲府の駅前に戻り携帯片手に駅前ビジネスホテルを探す始末。

というわけで、キャンプしたかったくせに結局また駅前散歩を楽しむ旅になってしまいまして...

久しぶりにムーンライトで眠ろうと思っていたのに、寝床は甲府駅北口のビジネスホテル。思わぬ出費となってしまったので、腹ごしらえは駅の立ちそばにて。

"特製 甲州そば"にでもしようかと思ったけど、苦手な温泉卵が乗っかってるのでやめ。無難なわかめそばをすすって夜の甲府へ...

前回来たときに気になっていた酒屋で、まずはカップワインを買う。「おつまみどうぞ」と、こつぶピーとバタピーをもらってしまった。ワイン片手にぶらぶら散歩...

って、良く考えてみたら葡萄か米かでワンカップ片手に歩いてる人と変わらないじゃないか...

そして、こんな訴えに足をとめてしまう。
餃子とビールくらいなら...と、入ってみることに。

「餃子とビール お願いします」(自)
「...はい、ビールですね」(店)

お通しと瓶ビールがやってくる。

「...え~餃子もでしたっけ?」(店)
「お願いします」(自)

カウンターから厨房をぼんやり眺めていると、店主らしき人がこちらにちらっと視線をやったのちに皮に餡を包みだす。自慢と言うだけはあるのかな?と、ビールをごくり。その後店主・店員・先客が、不景気がどうのと話しはじめる。しばらく。餃子はどうなったんだろう?焼いている気配はないでもなくて、他に注文もないし、おそらく奥のほうで焼いている...?と、のちの餃子のためにとっておこうと我慢我慢でビールをちびり。そのうち先客は帰り、カウンターには自分がひとり。奥の座敷に誰かいるみたいだけど、基本的には一人状態の静かな店内には、餃子が焼ける音が...ちっとも聞こえてきやしない!

「餃子って焼いてますよね?」(自)
「......あ、やっぱりそうですよね?」(店)

「やっぱり」ってなんだったんだろう...

結局「ビールだけでいいです...」と、残りのビールを持って店を出る。
支払いのときに厨房の奥に目をやると、携帯をいじりながらタバコを吸ってる店主。なんだったんだろう...

瓶ビール片手にちょっとやさぐれてみたけれど、そこはちょっとそんなことしてたら誰かにからまれそうなエリアでもあり、さっさと飲んで、散歩を再開...

ライトアップ@武田信玄

で、妙なお店のせいでどうしても餃子とビールに未練が残ってしまい、寝る前に、ホテル近くの気になっていたこの店に立ち寄ってみた。カウンターの隅で餃子と瓶ビール。店の雰囲気もいいし、餃子もなかなかしっかりしていて、さっきのは帳消しだなぁ...と楽しんでいると、「餃子なんか食べてるんじゃないよ~...味噌ラーメン。ここは味噌ラーメンなの。味噌ラーメンみっつね!」と、」隣の二人組みのおとーさんにラーメンをごちそうになってしまった。確かに信玄のみそ玉でつくったようなラーメンでうまい...んだけど、小食な自分。必死でそれをたいらげる。さらには「おちょこもうひとつね!」と、お酒までいただいてしまった。しかも餃子とビールのぶんまで...ほんとにご馳走様でした。

食べすぎでちょっと重たい翌朝は、朝食がサービスということで、まあパンとコーヒーくらいだろうと行ってみるとなんだかやけに豪華...ご飯に味噌汁、鯵の干物に納豆に味海苔に生卵に...ポテサラ・野沢菜漬けって、宿代の割には随分と。コーヒーもある。でも卵以外は残さずいただく。なんとかの秋だ...

その後荷物をまとめて昇仙峡のほうへ。
にしてもガソリン。いまだに高いですね。

予報どおりの快晴(あ、雲がしっかり...)の中、昇仙峡の方をぐるっとまわって韮崎へ抜けて。紅葉にはまだもうちょっとなんだけど、やっぱりそこは山...長袖シャツに薄いジャケット一枚では結構寒かった。

そしてやっぱり楽しいSR。
4速三千から四千回転の間の感じが最高...

でももうちょい下の回転にトルク感があるとなぁ...もしくはもう少し上にパワー感があるとなお楽しいんだけど。規制後モデルの悲しいところなのかな。


そしてまた甲府。

武田神社に寄り、散歩して冷えた体を元に戻す。
この神社から町に向かって一直線に道がのびるここの景色が好きなんです...



そろそろ帰る。おみやげにはワインを。

今回はたまたま通りかかった金井醸造場で赤を一本。
バイクで試飲もできないし、「一番標準的なものを...」と聞くとこの時期は新酒一種類しかないとのことで、それを一本。

そして、せっかくだから白も買おう。

先日飲みそびれた白百合醸造へ行ったものの、なんとなく好みじゃない気がして買わず。(またも飲んではいないけど...)それじゃあ前回はお休みだった大泉葡萄酒は?と、行って見るとまたお休みだった...

というわけで白はまたまた蒼龍で一本。

先月と比べるとぶどう畑の秋は随分と深まっていて...
ちょっとしんみりしながら勝沼をあとにする。

ワイン。早く飲みたいなぁ...

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