もうなんだかメキシコの記憶なんてぼんやりなんで、バイクねたをもう一つ...
うちの883のフロントブレーキは、過去3回原因がはっきりしないディスク歪みトラブルを起こしています。前回は、動きが渋かったマスターシリンダとキャリパーのオーバーホールを行い、ディスクは熱に強いフローティングタイプに交換してひとまず様子をみることにしましたが、またもやカックンカックン。歪みやがりました...もうこれで4枚目です。前回の交換から一万キロも走ってないのにこれはちょっと痛すぎるわけで...
なんでもうちの883のマスターシリンダは、内部に錆がでていて動きが渋くなっていたらしく、ディーラーには「今度発生したらマスターシリンダを交換したほうがいいかも?」なんて言われてました。が、純正マスターって確か4~5万するとかしないとか。プラス工賃ですか...そんなお金ありません!うちには!もうしかたがないんで、今回はいろいろ調べて自分でやってみることにしたんですが...
とにかく安めで、純正より性能よさそなどっかのマスターシリンダを探します。が、最低条件の「1インチ径のハンドルに装着できる」ものってあんまりないんですね...「"NISSIN"とか"brembo"でどうにか!」と探してましたが、取り付け径"22.2ミリ"のものしかないなんて...
1インチハンドルにつけられる様にするアダプターなんかもあるみたいですが、余計なパーツをつけるのもどうにもなんだか出費もかさむしで...どうしたもんかっ!と、ひたすらネットで情報を探してみたら...

↑このバイクのマスターシリンダが使えてしまうんですか?カワサキのW650です。
なにやらハンドルバーの直径は1インチで、とりあえず装着自体は問題ないと。へへ~と、カワサキのサイトに行ってみましたが、パーツリストがしっかり公開されているんですね!さすが男 カワサキ...
リストによると、マスターシリンダー一式(43015-1643)が16,170円、バンジョーボルト(92153-0627)168円、シールワッシャ(49091-0001)は二枚で106円...全部で16,444円。お!手ごろかも...
で、「ちくしょう!」なんて泣き笑いながら発注してしまいました...もうやってみるしかありません。それでブレーキフルードなんかも必要になるな?と二輪用品屋に行ったところで次の課題が。
「フルードはDOT4? DOT5?どっちを使えばいいの?」
純正では"DOT5規格でシリコン系"のものが使われていて、それ以外は使っちゃダメ!となっていますが、国産バイクはほとんど"DOT4"だったはず。規格の違うオイルを混ぜるのは御法度だから、もとのキャリパーはそのまま、マスターだけを変える今回はDOT5を入れたくなりますが、DOT4指定のパーツにDOT5を使ってもいいもんなんでしょうか?
で、いったんフルードを買うのはやめて帰り、また情報を収集しているわけなんですが...
コメント (11)
投稿者: b8p023800 | 2006年05月07日 22:31
日時: 2006年05月07日 22:31
はじめまして。
私自身はハーレー乗りではありませんが、ちょっと気になったのでコメントさせて頂きます。
今回の話は、基本的に内部のゴム部品の耐性が問題なのではないでしょうか。
いわば、シリコン系フルードに対応するゴムでできているのか、一般的なグリコール系フルードに対応しているゴムでできているのか、それとも一つで両方に対応しているのか、の違いでしょう。
今回でいうと再使用するキャリパー側(おそらく純正?)のシールがグリコール系フルードに対応しているかどうかが不透明です。
運良く対応していたとしても、マスター交換の際にはマスター側も分解して徹底的に清掃し古いシリコン系フルードを除去し、古いゴム製部品はすべて無条件に新品に換えるくらいが良いと思われます。
ブレーキホースは分解できませんから確実に内部を洗浄するというのは難しいので、これも交換したほうが無難でしょう。
混ざっても大丈夫なら、メーカーも神経質に警告しないはずだからです。
ブレーキ系のトラブルは、まかり間違うと自分の命どころか周囲の他人を巻き込む可能性すらありますから、あまり安易に考えないほうが良いと考えます。
安価で信頼性の高い日本製部品に換えるならば、マスターと一緒に、間違いなくグリコール系フルードに対応したキャリパーに交換するのが一番確実な方法ではないでしょうか。
そうすると初期投資はマスターだけを純正で交換するよりは高くつくかもしれませんが、後々の事を考えたら安上がりかもしれません。
最後に、Googleで検索したらこんな記事もありました。
やはり、シリコン系とグリコール系が混ざると凝固など宜しくない事態を引き起こすようですね。
http://next.blog.ocn.ne.jp/piston/2006/03/post_7523.html
投稿者: sposta90 | 2006年05月08日 20:03
日時: 2006年05月08日 20:03
ありがとうございます!
なんだか情報を漁っているうちに「で、どうしたら...」状態になってたところで非常に助かりました。
もうほんとにご指摘のとおりでして、今回の改造(改悪ですね...)は、シリコン系DOT5以外使うなという純正ブレーキラインのマスターシリンダだけ、グリコール系DOT4指定のものに換えるというものなので、DOT4・DOT5どっちを使ったにしても、おそらくどっちかのパーツになんらかの影響はある!と、自分なりに結論付けました。
で、今、なんですが...キャリパーも含めて全とっかえてみようか?なんて検討してまして...またもや情報収集中だったりします(泣)
投稿者: b8p023800 | 2006年05月09日 00:57
日時: 2006年05月09日 00:57
突然の長文コメントに御返事ありがとうございます。
私自身はクルーザー系よりもオンロードスポーツ系の車種に乗っているので、勘違いや間違いもあるかもしれませんが、私になりに考えたのは、
(1) キャリパーも交換するなら、大型用品店でよく売られている取付40mmピッチのブレンボ4POT2パッドタイプが意外に楽そう。
(2) ホースはこの際ステンレスフィッティングがお薦め。
の二点です。
(1)は私自身も自分のバイク(スポーツ系)に取り付けた経験がありますし、これを装着したXLHを見た事もあります。
私がキャリパーサポートを製作してもらった所で聞いた話だと、取付ピッチが40mmと狭いほうがサポートを一品製作するにも楽に設計できる場合が多い(元々の取付穴により近づけた状態で取り付けできる)そうです。シングルキャリパーなら(XLHのフロントがシングルかダブルかもうろ覚えなほどクルーザー系に疎いのです)、1/2ΦのW650のマスターでも作動するでしょう(もしダブルならフルードの圧送量不足が起きるかもしれません)。
社外キャリパーとして定番商品という事もあり値ごなれが進んでいるのもお薦めできる理由の一つです。他にも幾つかお薦めできる理由があるのですが、必要なら詳しくはメールで聞いてください。
(2)はよくいわれている事なのですが、未だに安さと外観でアルミ製フィッティングを選ぶ人が多いので、あえて書きました。
私自身の車両ではないですが、アルミ製フィッティングを装着していて当初は問題なくとも、数年経ってからフィッティングにクラックが入ったのを見た事もありますので、お薦めしません。
ステンレスなら、ホース交換の際もホースと接続部のオリーブを交換すればフィッティングそのものは再使用できますから、これも長い目で見れば安上がりになるはずです。
投稿者: Gotaro | 2006年05月09日 13:20
日時: 2006年05月09日 13:20
00年~ウネウネデザインのローターはそれまでの1200Sなんかのフローティングタイプより熱膨張による変形が少ないと言われていた筈ですが、3回目ですか!!
フルードですがDOT表示は沸点の話で成分ではありません。ロッキードだったかにグリコールのDOT5もあった筈ですのでご注意下さい。
私はCBR900のニッシンマスターですが、キャリパーがストックなので当然シリコンフルードを使用しています(シリコンは浸食しにくいので特に問題は出ていません)。
残ったフルードが混ざると駄目なので、グリコールにするのであればマスター~ホース~キャリパー全てアフター品または国産に変更です。
キャリパーはポン付けするならベルリンガーorPM。
ブレンボの場合15,000円とかのキャストボディはホイールにぶつかるのでNGです。ナローフォークの場合は必ずレーシングキャリパーを選んで下さい。
キャリパーをそのまま使うのであれば一度OHしたほうが良いかも知れませんね(パッドを引きずっているかも)。
あとW650ですが、クランプ部は1インチですがグリップ部分が7/8インチになっていますので、念のためマスターの取り付けサイズを確認された方がよろしいですよ(たぶんバルカンとかと共通の1インチでしょうけど)。
投稿者: sposta90 | 2006年05月09日 19:46
日時: 2006年05月09日 19:46
>b8p023800さん
いろいろ調べていった結果、
"ブレンボ4POT"でいこうか!という感じになってたりしてました。
ありがとうございます!
うちの883はシングルディスクなので、発注してしまったW650のマスターともなんとかやっていけるかな?とは思っていたりします。
(ホースに関してはまたまた色々探してます...)
>Gotaroさん
なんでこんなに歪むのですか!という感じです...
(うねうねから純正のフローティングに換えてましたが、またもや歪んでしまいました。フロントブレーキなんてほとんど使わないのに...)
確かにグリコールのDOT5。
"DOT5.1"という表記で販売されてました。
「DOT5より高性能?」と、一瞬買ってしまいそうになったんですが、主成分がシリコンではなかったので棚に戻して帰った次第です...
ちなみにブレンボのキャスティングキャリパーの干渉問題ですが、純正の13本スポークのキャストホイールでも接触してしまうのかご存知ですか?
うちの883は純正キャストに換えてあったりするんです...
投稿者: Gotaro | 2006年05月10日 12:46
日時: 2006年05月10日 12:46
ブレンボ・キャストですが、現物をご覧になれれば一目瞭然なのですがもの凄く厚みがあります。
ナローグライドのスポークホイール車の場合は完全にアウトです(PM4potでも無理です)。
純正13本キャストホイール車でもブレンボキャストは干渉します。
キャリパーボディを削って付ける、なんて話を聞いたこともあるのですが、どう考えても強度的に怖い話です。
その点、レーシングのほうはキャリパー自体がスリムに出来ていますが・・・ちょっと高価ですね。
あとブレンボやAPのレーシング、あるいはPM、ベルリンガーなどはキャリパーピストンにダストシールが付いていません。。。
投稿者: Gotaro | 2006年05月10日 12:54
日時: 2006年05月10日 12:54
あと・・・
ディスクローターを大径化する事で厚みのあるキャリパーが装着可能になる場合もあります。
もともとフォークとローターが近いので、ローターのオフセットも無理がありますし。
なかなかスポーツスターのブレーキって、難しいものですね。
フォーク幅を広げればいろいろ解決策があるのですが、コスト的な問題と、ルックスの問題も出てきますし。
投稿者: b8p023800 | 2006年05月11日 00:44
日時: 2006年05月11日 00:44
私が見かけたブレンボ装着のXLHはキャスト4POTだったはずなので、ディスクローターも交換していたのかもしれません。
ブレンボキャスト4POTが付くかどうかの判断はGotaroさんのようなオーナーさんの情報のほうが確かでしょうから私は何もいえませんが、一般的な話として、ダストシールなしのキャリパーは公道用としてはお薦めできません。
制動時に発生するブレーキダストがキャリパーの内外に飛び散るのは不可避ですから、頻繁にキャリパーを脱着して清掃できるレースやサーキット走行ならいざ知らず、公道ではとても現実的ではありません。
ブレーキダストの堆積を放置しているとキャリパーの作動性が悪くなるばかりか、オイルシールに噛み込んでフルード漏れが起きる可能性もあります。レース等では清掃の手間よりも、少しでもフリクションロスをなくすほうを選んでいるからダストシールがないだけなのです。
sposta90さんのお話では純正ローターで何回も歪んでいるという事ですから、大径の社外品に交換してしまうのも一つの選択肢だと思います。サンスターのような安価な社外品ディスクを販売しているメーカーでは、XLHにボルトオンできるものはないのでしょうか?
ちなみに大径化すると、単純にディスクの熱容量が増えますから、歪みが発生する確率は減るはずです。
最後に、これは私自身の後学の為にGotaroさんにお聞きしたいのですが、シリコン系フルードをニッシン製マスターで使用するにあたって大丈夫という何かしらの根拠があったのでしょうか?
私が見かけた事のあるハーレーでキャリパーやマスターを国産やブレンボといったグリコール系フルード用に換えている車両では、キャリパーとマスターを両方換えてあるものばかりで、片方だけ換えているというのは見た事がありませんでした。その為に、換える時は両方一緒に換えるものなのだろう、という憶測を抱いていたのです。
投稿者: sposta90 | 2006年05月13日 18:58
日時: 2006年05月13日 18:58
>Gotaroさん
もうどうしたもんか!と、某二輪用品店に行ってみました。そこにミスミのサポートが装着されたブレンボ キャスティングが展示されてまして、注意書きがあったんですが...
・~'99モデルにキャスティングキャリパーは装着不可。 (レーシングキャリパーもしくはBURN!の切削ブレンボならOK)
・キャストホイールの'00~モデルなら装着可能。
クリアランス等店員さんに聞いてみると「クリアランスは3mm程度」とのことで、大丈夫?とつっこむと、「雑誌なんかにキャスティングをつけたスポスタがいっぱい出てるじゃないですか、それが答えです!」なんてなかなか心強いアドバイスを頂きました(笑)
一瞬は15,000円の値札がつけられたキャスティングに手をのばしかけましたが、3mmという数値が疑問でもあったんで、なんとか踏みとどまりました。
(以前にエイボンのクリアランス問題で泣いたことがありましたんで...)
>b8p023800さん
W650のマスターは届きましたが、まだどうするか、天候もあって今日も一日PCの前で悩んでます。もう目が痛いです...(笑)
経過は随時アップしていきたいと思いますんで、
これからもよろしくお願い致しますね!
投稿者: Gotaro | 2006年05月20日 03:08
日時: 2006年05月20日 03:08
おお!知りませんでした!
確かに00~は純正キャリパーが対向ピストン化されましたので『よく収まったなぁ』と思ってましたが、きっとホイールの寸法かディスクのオフセット量が変わっているのでしょうね。
古い情報でお騒がせしました!!
>切削ブレンボ
これが噂の???キャスティングを削って大丈夫なんでしょうかねぇ・・・悪い場所に巣でもあったらヤバイですね。
投稿者: sposta90 | 2006年05月22日 20:44
日時: 2006年05月22日 20:44
>Gotaroさん
今回ばらしてみてあらためて感じましたが、
「なんとかおさめて対向ピストン化!」って感じで、
結構短いピストン長が印象的でした。
前にメカニックさんが言っていた、
「斜めにせりだしてきたりして結構シブイ車両とかあるんだよねぇ」
という言葉にいまさら「なるほどねぇ...」という感じです。
切削ブレンボについては...私も「ん~?」という感じでちょっと怖いですね。