
酒友が昔乗っていたランドナー"チャーリー"の修理を頼まれてもうすぐ一年。交換が必要な部品は手に入れ換えたものの、中途半端な状態でいったん放置。各部への注油...特に「ゴロゴロ...」言ってペダルを逆回転させれば車輪も一緒についてくる様な状態の、機能していない"フリー"へのグリスアップがめんどくさくてほったらかしになっていました。
さすがに「いつになったら!」と突っつかれることが多くなってきたので、「わかってますよ...」と重い腰をあげ、とりあえずスプロケを外せばハブのグリスアップができるだろう?と、ろくに調べもせずに「サンツアーのスプロケットを外す...爪?4つだったと思います...」という感じでスプロケ外しを買ってきました。
でもってさっそく"ゴリッ"っと外してみたわけですが、「あれっ?ごっそり丸ごとスプロケが?一枚一枚外れてくるもんじゃないの?フリーにはどうやってグリスを...」と、ちょっと想像とは違う状況に。
まわりには「自転車も好きなんですよ...」的な風を吹かしてますけど、じつはそれってかなり脳内...はじめて知りましたが、フリー機構がスプロケット側に組み込まれている「ボスフリー」型と、車軸(ハブ)側に組み込まれている「フリーハブ」型ってのがあるんですね(苦照)
というわけで、チャーリーには前者の「ボスフリー」が使われていたわけです。
さてどうやってハブ内の古いグリスを取り除いて新しい油まみれにしてやるか?
色々調べてみると、中にはグリスを注入する穴が開いている製品もあるようですが、こいつにはありません。さらに分解しないと注油はできない様ですが、そうなってくるとまた特殊な工具が必要だったり、作業自体も大変らしく。
わざわざ工具を買うのは金銭的にもちょっと...といってもこのひどい「ゴロゴロ」な状態で「乗れますよ!」なんて言うわけにもいかず、一時は新品パーツへの交換(そんなに高くはない)も考えました。が、そうなってくると各パーツの互換性とかいろいろと大変なことになりそうな予感もして...
しばらく悩みましたが、あらためてボスフリーへの注油について情報を収集してみると、wikipediaのボスフリーの項に"構造上グリス充填ができないものが多いので、粘性の高いオイルをこまめに注入すると良い。"という記述。なんかもう「それ正解!」と納得することにして、とりあえず"5-56"を大量噴射して内部の古いグリスを溶かし出し、注入する"粘性の高いオイル"をなんにしようか...そこそこの流動性がないとフリーの隙間から入っていかないしなぁ...と悩みましたが、うちにあるもので一番近いのは、カブに使っているエンジンオイル?と。
とりあえずもうそれでいいやと差してみると、ぬるるとしみ込みよい感じ。余分な油分を落とし拭いて指で転がしてみると「カロロロロ...」とおそらく「こんなもんだろ?」的なスムーズな音とともに回転するように。たぶんこれでいいんだと思います。(ほんとかなぁ...)
その後車軸にはこれでもか!と、リチウムグリスを盛りベアリングを組み付けスムーズな回転を確認。とりあえず気になっていた回転部分への注油は完了...にしたいんですけど、ボトムブラケットも分解してグリスアップしたいからもうちょっと待ってて...ね。という感じです。