
ボーズがプロレスのチケットを貰ってきた。プロレスなんて全然知らないから、ちょっと下調べしてみると、プロレス業界全体的にいろいろと大変な状態だけど若い人たちがガンバって海外の選手も呼び寄せて開催した試合らしい。
「枡席ってどんなだろー?ビール飲んでも平気みたいだよね」とリュックに缶ビールを詰め込んで国技館へ向かうと入り口で持ち物チェック。投げると危ないカンビン持ち込み禁止。紙コップを買いに走り
中身を移す。両手にビールで入場「気をつけて」とスタッフの方にドアを開けて貰って席につく。
国技館て結構狭いんですね、これじゃお爺ちゃんお婆ちゃん近くでお相撲さんみられて楽しいよ。
2m四方ほどの絨毯スペース、ふたりなら充分快適。やってるやってる外人が戦ってる。誰かが痛がるのはあまり見たくないなー‥と思ってたけど、なんかもったりとスローアクション、解りやすく技がコンスタントに掛けられてなんだか安心して楽しめる。これはショーなんだね、でもかなり訓練がいるだろうし、疎らな客席に向かってウォーッと吠える選手‥応援しちゃうよ。「エクスポ、エクスポ」とテキトーな掛け声で観客に一体感が生まれる、結構楽しいじゃないか!
試合終盤になると、健闘し負けた外人選手が一旦悔しがった後「やっぱりお前は強い漢だ!認めるぜ、みんな奴に拍手してくれ」的な素振りで勝った日本選手の片手を振り上げる。
なんとも和やかな気分でショーを見終え、「ガンバって欲しいね」とボーズと顔を見合わせ、蝶野宛のスタンド花1脚とスタッフばかりのホールを後にするのであった。