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2007年08月25日 09:19

ばばべらのアイス、横手の焼きそば

3日目浜辺キャンプの朝、ボーズが昨夜の蟹汁と格闘している。見やるとカニだけがぼんやり霞んで見える‥近寄ると仰天!虫の大量発生、証拠隠滅!少々ネイチャーマンシップに問われる行動にでてしまう。

ボーズの実家から急を要する連絡が入り方向転換、太平洋、岩手の宮古を目指すことになる。
キャンプ場の駐車場で一悶着を見かけ、北国の人たちは無愛想とかではなく、やたらと好奇心を向けない、気の置ける人たちなのかな‥と考察。

カンカン照の海岸線を走り抜け、象潟の道の駅で小休止。
あまりの暑さにボーズから離れて小さな日陰を見つけてバテていると、生牡蠣を大事そうに運ぶカップルが目の前に座り込む。生牡蠣はこの土地の特産物、露店で殻を開けて渡してくれる。
「旨そー、オレのがちょっと大きいよ!いいの?」「牡蠣大好き!」と、3人で2つの牡蠣を眺めている格好になってしまう。生牡蠣を訝るワタシもなんだか美味しそう、食べたてみたいな‥なんて思いかけていると、牡蠣に対する長い前技は終わったのか、カップルはそれぞれに殻を口につけ、チュルッ「うまかったぁ‥」と伸びをして立去る。前置きの長さと味わう早さに、置いてきぼりを食らったような気持ちになる。

「ジャージー牛のジェラードとか美味しそうなアイスたくさんあるけど、ばばべらのアイスを食べてみたいな」ということで、ばばべらアイスを初体験する。ばばべらとは、人気のない山中の道路沿いにカラフルな傘が目印のおばあちゃんアイス売りのことで、何故か秋田にしか存在しない。
今日2人目のばばべらで体験、3人のおばちゃんが並んでいる。イチゴ・レモンと書いてあり、どちらにしようかと迷っていると、ドラム缶のようなデカイ缶から黄色とピンクのアイスを掻きだして、コーンにのせる。シャーベットで暑い気候でも食べやすい。食べる間にも、サラリーマン風な人とヤンキー風な人がばばべらアイスを買っていく、どちらも秋田ナンバー。秋田の人たちはこのカラフルシャーベットがとても好きなのだなぁ‥と感心する。

「横手は焼きそばが名物なんですよ」
以前から何度か繰り返されていた台詞‥ボーズはこの旅で横手で焼きそばを食べると決めていたに違いない。だけどそんな時決まって、ワタシは嫌な予感がしてしまう。
山を下り横手の街に入る時「焼きそば」の幟をボーズが指差す。おっ!今回は期待できるかな?
ところが街に入り駅前を流して探していると「焼きそば」幟は仕出し弁当屋さんやしめっぽい居酒屋さんから上っている‥バイクを止めた向かいに昔ながらっぽい店を発見、そそくさと向かうと席はいっぱい、その上「もう麺が終わりなんだって」とその中のお客さんが教えてくれる。
伊那のローメン・馬刺がオーバーラップ‥諦めてバイパス沿いの幸楽苑で冷やし中華を食らう。

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