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2006年08月25日 17:18

saketomo御一行 in Rider's In

883号と下船するボーズと別れて、保冷箱を抱えてターミナルに降立つと、ボーズの友人・亭主1がベンチで待っていてくれた。

亭主1の883号はボーズの飾りっけない883号と比べると、シルバーアクセに白いネッカチーフでオシャレしている感じ。後部座席に合皮のサドルバックをつけている。亭主2(saketomo)「あれ?(いつも手ぶらと聞いていた割には‥)かばん持ってきたんだね」と言うと「だって、アイツ(ボーズのこと)荷物オレばっかり!とか言うじゃん」とお弁当箱2つくらい入るサイズのバッグに亭主1は胸を張る。
暫しのボーズと亭主1の再会の言葉遊びの後、大荷物と亭主2を乗っけたボーズの883号と亭主1の白い883号が、でかい空刺すような日差しの下、徳島の町を行く。

四国の真ん中を突っ切って中土佐を目指す。途中、うどんの文字を見かける度ぴくっとするものの「今日は思い付きで道を憚らない心掛け、心掛け」と唱える。雄大な吉野川を渡り、電光掲示板に目をやるとこの先大雨注意報。青森のスコールを思い出して暑いのを我慢してカッパを着込む。「着るの?オレ雨具持ってきてないよ」と余裕な亭主1、ところがすぐにポツリと大粒の雨がやってきたかと思うとあっという間に前が見ずらくなるような大雨。暫し耐え忍んで走り、水浸しのまま百円ショップで気休めレイングッズを買う。

後日もこの三好という地域を通ったのだが、ほかの地域が晴天でも3度ともここは泣き出しそうな空だった。しかも、高知に転勤していた父が「こっちの人は傘を持たない。どしゃぶりが凄すぎて意味がないから」って言っていたっけ‥

亭主1がびしょ濡れのまま高速に乗って先を急ぐ。以外と山が多いらしくトンネルの道が続く。「こんなに何日もいたら四国何周もできちゃうね」なんて言っていたけど前言撤回、結構大きい四国、なかなか着かない目的地中土佐。陽も落ちて少々不安になる。ワタシたちは最近では暗くなる前に夕飯の食材を手に入れキャンプ場に着くようにしている。
ワタシ「ねぇねぇ、スーパー寄ろうよ」
ボーズ「アイツ(亭主1)にも考えがあるだろうから」
ワタシ「でも、もうこの先にスーパーないかもしれないし、心配とかしてないかもしれないから言おうよ」
と亭主2と女房の間に不穏な空気が流れる。
結局ワタシの勇み足で、町中の小さな商店で腑に落ちない食材を調達し、後大型スーパーで炭だけ購入する羽目になる。

中土佐の宿泊は、亭主1がライダースインを予約してくれている。
ライダースイン‥
以前北海道に行った時、たくさんのバイクが止まっている丸太小屋を見て、広い雑魚寝のスペースに蠢くライダーたちを想像して、これがライダースインか‥と思ったっけ。
ライダーたちは仲間意識があるようで、ツーリング中すれ違うと、左腕の下から右手で裏ピースしてビシッと挨拶をし合ったりする。そんな挨拶をされるとつい慌てて会釈を返してしまったりするほど、ワタシたちにはライダー意識がない。だけど、そんな自分達がライダースインデビューか‥とちょっとワクワクしていた。
到着したライダースインは長屋のようなロッジで小さいけどよくできた個室だった。なんだーとか言いながら実は内心ほっ。
早速海が見えるらしい中庭で晩餐、ヘッドライトを付けての作業。きびなごやトコブシを焼きながら、亭主1の四国生活の話など聞きながら、四国1泊目の夜が更けるのである。

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