
3日目、ピーカン。「大涌谷にいきましょう!」
昨日の残りをササッと平らげ、出発の用意。記念写真なんか撮っていると、母は「お腹空いた」とさっさと車に乗り込む。昨日から渡邊ベーカリーという単語を発し続けている母、「朝、散歩して渡邊ベーカリー見に行ってみたけど、閉まってて開店9時半って書いてあったよ。朝ご飯、…コンビニでも良い?」と聞くと「うん…」と小さな返事。不満なんだな…と察しつつ、そんな親子の会話から「はい!」とファミマに駐車してくれるボーズ。
「最低な朝ご飯ね!」とサンドイッチに元気良くパクつく母。藤よしの朝食が気に入ったのか、朝から葱トロをかじる父。うっかり朝陽をあびた紅葉を見損なってしまった…
大涌谷、硫黄の臭い、噴煙がもくもくと青空に昇る。振り返れば富士山、これまた青空にくっきり浮かび上がる。
ボーズと父と3人で黒タマ生産所まで登る。ボーズは仕切に「天気がいい」と繰り返す。父はそんなボーズと富士の写真を撮る。
出来立て黒タマは卵だけど空を飛ぶ。富士をバックにロープウェイで飛んでゆく。黒タマゴを一袋買って一個づつ食べる。4年長生きできるらしい、普通のゆで卵の味だった。残りの3個は下で待っている母へのお土産、12年分の長生きの元。